米国産牛肉が輸入再開になる理由

アメリカに以前留学していたときに痛感したのは、アメリカ人は、

「訴訟されるか否か」を行動基準とする、ということ。

BSEは、正確にどの肉を食べたからなったのか原因究明は不可能だし、裁判しても牛肉を売っている側が負ける可能性はほぼありません。
しかも、「異常プリオン」が検出できない子牛を売っている場合には、検出が不可能なのだから故意に悪いと知りながら売ったという線でも絶対に負けません。

だから輸入再開をゴリ押ししているのです。
安全だからではありません。

聞くところによると、アメリカでは牛肉のマーケットは3,4の巨大なシンジケートが握っていて、その力の強さには政府もなにもできないそうです。
アメリカのひき肉は、トイレに落とした肉よりも雑菌が多いそうです。大量生産で多数の牛の肉をごちゃまぜに挽くから、1匹でも汚染された牛がいれば肉の加工・保存中に雑菌が広がってひき肉全部が汚染される。
前述のように汚染の度合いもひどいので、その昔、カールスJRでハンバーガー1個食べた子が、汚染されたバーガーのために、数日後に脳などが溶けて死亡したということもあったそうです。
そういうことが一般にも明らかになっているのに政府が何もできないのは、まさにシンジケートの力です。

友達が吉野家の関連会社に勤めていて、そこでは社員全員が輸入再開への嘆願書に署名したそうです。もちろん、吉野家さんが辛いのはわかります。でも、これは国民全体の将来に関わることです。ビジネス上のお金の都合でそういう大切なことを犠牲にしてほしくない。
BSEに過剰反応するのではなくて、本当に安全な牛肉を手にすることができるシステムができることが大切なのだと思います。
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by mochablossom | 2005-03-09 15:12
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